販売員は魔法は使えないが、しばしば奇跡はおこす。

こんちは、ヨツモト リョウヘイです。

 

販売員は魔法は使えませんが

しばしば奇跡をおこします。

 

 

先日の話。

 

平日夕方前の百貨店。

ビジネスバッグを探している模様の男性のお客さん。

20代半ばあたり。

さわやか私服。

 

私服って事もあって少し若く見えたが

声をかけてみると受け答えがしっかりしていて

社会人としての経験をそれなりに積んでいることがわかる。

 

新入社員の時から使っていたビジネスバックを

そろそろ買い替えたいのでさがしているとの事。

仕事も4年目で少し自分の好きなイメージなモノを持ちたい。

 

で、その他に情報を引き出しながら

お客さんの要望と問題を解決できる商品を提案。

 

勿論、僕のクライアントのビジネスバッグで決定です。

 

がが、ここからがちょっとした「奇跡」

 

 

「これ今まで見た中で一番いいですね。

これにします。

ちなみに、これってネットで売っていますか?」

 

「幾つかは販売してるんですが、まだ数が少なくこれは販売

してないんですよね。どうしたんですか?」

 

「実は、、、買うものを決めるのは僕なんですが

買ってくれるのは別のヒトなんですよ。」

 

「ああ、なるほど。」

 

「ちなみにこのブランドはこの店以外でどこで

販売していますか?」

 

「常設で販売しているのは名古屋と池袋の2店舗ですね。

まだ、若いブランド何でそんなにお店は多くないんです。」

 

「あー、、、。

どうしようかな。。。」

 

「因みにプレゼントされる方はどこに住んでるんですか?」

 

「広島です。」

 

「ちょうど、一昨日から広島で2週間イベントやってますよ。」

 

「!!!!!!」

 

てな、感じです。

 

 

僕の現在のメインクライアントは今年の春までは

百貨店の期間限定のPOPUPshopでの販売がメインで

まだ常設と言われるお店が3店舗しかありません。

 

その3店舗以外は基本的には期間限定で

各地の百貨店に出店しているんですが、、、

 

まさかの一昨日からスタートした広島にお住まいとは。。。

 

そりゃ、お客さんもテンション上がりますよね。

今だから広島でも買えるけど。

いや、今だけ広島で買えるんです。

 

彼氏は大阪。彼女は広島。

 

 

彼氏が気に入った商品は通常では関西では

大阪の1店舗でしか販売していない。

でも、この時だけ彼女がいる広島でも販売している。

 

ちょっとした奇跡、ですよね。

 

これ、1ヶ月後にお客さんが来てくれて

同じ接客して、同じ流れになっても

広島では買えません。

 

で、僕はすぐに広島の限定ショップに連絡し

お客さんが気に入った商品があるかを確認。

彼女が買いに来るまでに売れて無くなって

しまわないようにお取り置きしてもらう事に。

 

お客さん、大喜びです。

 

「なんか運命的なモノを感じます。」

 

感じますね。

ちょっとした奇跡ですもん。

 

 

よく、モノを売らずにコトを売れって言うけど

 

モノを売るからこそ起こるコトだって

あるんですよね。

 

 

だから物販は面白い。

だから販売って面白い。

 

お客さんの人生の一部にだってなれる仕事。

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です