ファストファッションで働いているうちは「アパレル販売員」にはなれない理由。

こんちは、ヨツモト リョウヘイです。

日本に外資系のファストファッションが本格的に上陸したのも早昔。
今やすでに定着した感もあります。

上陸してすぐの時は、今までは「デザイン性の高さに比例して価格も高かくなる」のが
当たり前の認識だった日本のお客さんに「これがこの値段で買えるのか?」っていう、
大きなインパクトを与えましたよね。

それはもう、お客さんの「モノ」の値段の感覚が変わってしまうぐらいに。

そして、それと同じぐらいに「お買い物」のスタイルを変えてしまったのが

「接客されずに買物をする」スタイルです。

 

ファストファッションが生んだ「ノー接客世代」

「自分で全て判断して買う」という大きな「変化」を促した
外資系ファストファッションの販売方法は「接客されることに」慣れていた
日本のお客さんから「新鮮さ」を感じさせ、同時に「接客される煩わしさ」からの
解放感を与え、大きな支持を得ることになりました。

すでに若い世代になると「接客されるないことが当たり前」になっています。

ちゃんと接客されたこともない。
だからいざ自分が販売員になっても接客の仕方もわからない。
むしろなぜ接客をする必要があるのか?といった感じです。

僕はこの世代を「ノー接客世代」と呼んでいて、この世代からすると、
接客がなぜ必要か?っていう根本的なところの価値観の違いがあります。

僕は現在、ヒューマンアカデミー大阪校でファッションビジネスを教える
非常勤講師をやっていますが、生徒たちはまさにこの世代。

「ノー接客世代」に販売技術を教え、接客がなぜ必要か?を教えている際に
出た質問が

「じゃあなぜ、ファストファッションの店は接客をしなんですか?」

という問いでした。

僕からしたら「逆視点」の質問ですが、とても良い質問だなっと思い
取り上げてみました。

「ファストファッションの販売員はなぜ接客しないのか?」

あなたなら、どんな答えを教えますか?

 

ファストファッションの店舗が接客をしない理由

僕が生徒に教えた答えは

「安い」から。

「商品が安いから」ですよ。

商品を極力安くお客さんに提供する為に
販売員が接客をするサービス代を排除しているからです。

 

乱暴に言えば

トレンドの商品を馬鹿みたいに安く、山ほど揃えてやってるからお前ら勝手に選べよ。
サイズも色も全部だしてるからな、自分でそん中から選べ。
どうやって着ればいいかって?そんなもんは自分で調べろ。

 

って、事です。

 

ま、最近ではZARAとかは少し接客してくれるように
なっていますけどね。

 

GAP、H&M、Forever21、OLD NAVY、日本で言えばG.U。
あなたが棚にあるTシャツやカットソーを触って見てても
「そちらでしたら、こんなパンツに合わせてもらったら~。」
とか、接客してこないでしょ?

 

「アパレル販売員」と「ただの作業員」の違い

今の子達はファストファッションにいる店員も「販売員」
だと思っています。
だから「販売員」に憧れる子も少ない。

なぜかって?
簡単ですよ。
あんなの誰も将来の自分の職業にしたいなんて思わないでしょ。

 

だって、あれはただの「作業員」ですから。

 

商品を出す。商品を整える。聞かれたら探す。裾直しを図る。

レジを打つ。商品を袋にいれる。

「いらっしゃいませありがとうございます」と発する作業員です。

 

僕が言う「お客さんの問題を解決する仕事」ではありません。

 

「モノ」が必要とされるか?それとも「あなた」を必要としてもらうか?

ちょっと話がずれたので元に戻すと、ファストファッションの商品が
安いのはもちろん世界共通で販売する為に大量生産でコスト下げているから。

それに発展途上国での人件費の安い生産国で生産している。

しかもトレンドと売れ筋をJust on Timeで供給する為に在庫消化の消化率が良い為。
(これについては最近は怪しいですがね。。。)

 

これは経済紙なんかでも、良く取り上げられている理由ですが僕の言う、
「販売員がもたらすお客さんへの人的サービスをカットしている」ってのも理由の一つです。

 

何をどこで買うのか?は基本的には自由です。
僕はファストファッションを別に否定するわけでも
ありませんし、実際に買い物しに行くこともあります。

ただ、知っていてもいいかもしれません。
ファストファッションは貧困ビジネスです。

お客さんを貧困と定義し、そこからどうすれば
搾取できるか?を考えたビジネススタイルです。
無いからでも搾り取れるだけ搾り取る。ビジネススタイルですからね。

 

あなたがモノだけ買いたいのか?

それともモノからサービスを買いたいのか?

お買いものスタイルは人それぞれ。

 

でも、販売員やるなら「モノからサービスを買ってもらえる」
販売員を目指してほしいですね。

 

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