こんちは、ヨツモト リョウヘイです。
「客単価があがりません。」
以前にファッションを専門にしたお買い物同行をビジネスに
されている方から相談されたことがあります。
そして先日も同じような悩みがあります的なコメントを頂きました。
客単価を上げる為の方法は提供するサービスの質を上げて
より高いサービスを買ってもらうことが方法の一つです。
ですがあなたが、高いサービスを用意してもそれを買える
お客さんが集まっていなければ意味がないわけです。
あなたが買ってほしい単価を買えるお客さんを集める方法は
幾つかの方法があります。
でも、その前に。
あれ？っと思う事があるんですよね。
ファッションコントロール的な視点で考えると
本気でそう思ってますか？ってなります。
分かりやすくて多いのがユニクロやg.uなどが代表される
ファストファッションブランドでのコーディネイトを「ウリ」にしている方々。
「こんなロープライスでこんなお洒落できちゃう！！」
これが「ウリ」ですよね。
この「ウリ」が、あなたのビジネスの衣装なんですよね？
なら、あなたの周りにはファストファッション単価のお客さんが
集まる可能性が非常にデカイです。
理由は先日の記事で書きましたが、特に女性向けにこのビジネスやってる方はそうなります。
女性目線のセオリーで情報を収集した後、女性の行動は「共感」へ向かいます。
あなたのビジネスで発信している「ウリ」の衣装に共感した女性たちは
あなたのセンスに興味を持ち、もしかしたら仕事を依頼してくるかもしれません。
でも、それはあくまであなたが「ウリ」にしてしまっている
「ロープライスでオシャレできる」衣装への共感と安心感の為です。
ですので、あなたが急に客単価を上げる為に単価の高いサービスを
提供しようとしても違ったところに共感して集まったお客さんたちは
振り向いてくれません。
「ロープライスで」をウリにすると共感の幅は広がりますが
あなたが提供したい本質の「センス」の部分は一番の「ウリ」になっていません。
ですのでいざ、あなたの「センス」で高いサービスを提供しようとしても、
まったく入口が代わってしまうので初めからやり直す必要に迫られます。
本当のファッションセンスは「どんな安い服でもお洒落にコーデできる」
ではないんですよね。
これ、誰にでもすぐできますからね。
本当に価値の高いファッションセンスを提供したいなら
ファッションが必要とされた歴史から、何故今このデザインや素材がピックされ
カラーが組み合わされているのか？ぐらいの知識と奥行きが試されます。
僕の知っている方の中でも、このヒトはちゃんと奥行きがあるのに
ファストファッションでここまで出来ちゃう！をウリにしてしまい首を絞めちゃって
もったいないな、と思う方が多数います。
手を出しやすい「ファストファッション」って名の衣装。
でもね、もろ刃の剣ですよ。
あなたのサービスの単価を上げたいんなら
本当のファッションセンスで勝負するか。、、、
ファッションコントロール的なサービス要素が必要じゃないですか？
PS
ファストファッションで訴求するのを否定してるわけじゃ無いです。
それをウリにしてるのに客単価で嘆いているのがナンセンスなだけです。
簡単に誰でも売れるモンは単価も低い。
すぐにヒトもあつまる。
敷居が低いからね。
でも、そうなると沢山のお客さんが必要になる。
あなた、そんな時間あるヒトなの？
それなら、いいけど。
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