こんにちは、ヨツモトです。
どうしよっかなって思ったんですが、、、やっぱ書いとかないといけないかと思い。
深夜に執筆。(更新は朝ですけどね。)
そうですよ、このタイミング。「ZOZO SUIT」について。
採寸ボディースーツ「ZOZOSUIT」を無料配布します。ZOZOTOWNにて予約開始。一瞬であなたの体型を採寸できます。プライベートブランドでの活用はもちろん、ZOZOTOWNでのお買い物も圧倒的に便利に。川上から川下まで、ボディーデータ利用でファッション産業を新次元に導きます。https://t.co/EBgCdbMWeG pic.twitter.com/8ZVIBSBj6c
— 前澤友作@MZDAO (@yousuck2020) November 22, 2017
まあ、正直驚きました。
前澤社長さん、ここから攻めてくるんだと。
予想以上の斜め上からきましたよね。
でも僕は「すげぇ!!」と同時に、
「これは怖いわ」って心底思ったんですよ。
Twitterの反応とか見てると「すげえ!!」「アパレル業界での革命だ」とか言ってるのね。
例えば、これ。
元百貨店勤務のライターさんらしいんですけど、
後から加筆修正するかもしれないけど、とりあえず勢いだけで書きました!!!終わり方がとてもエモい!!!!
>「ZOZOSUIT」への悔しさと感謝と、私たちはここからどう戦っていくべきなのかということ。|最所あさみ|note(ノート) https://t.co/OHkH6NRL9R— 最所 あさみ(asami saisho) (@qzqrnl) November 22, 2017
この人が書いたnoteは面白かったし、納得もほどほどできたし、参考にもなった。
でも、基本的には「ファッション業界」うんたらかんたらって視点なんだよね。
でも今回のZOZO SUITって革命だとも思うけど、
もうファッション業界だけがどうこうって話じゃないと思うんですよ。
この人のように僕が「ファッション業界視点」で見たときに最初に頭に浮かんだのは、
このデータを女性の下着メーカーに持っていけば高く売れると思った。
ちょうど今年の前半に某下着大手メーカーさんと話す機会があったんですけど、
「毎年結構な人数にヌードサイズ計らせてもらってるんです」って話を教えてもらったんですよね。
その話の中で10年前とは標準体型が全然違ってきてて、
そのデータを元に我々は作るものをブラッシュアップさせてるって言ってました。
洋服ではなく下着って本当のヌードサイズになりますもんね。
下着メーカーさんからしたら、すげえ重要な情報なわけなんですよね。
ヌードサイズのビッグデータなんて喉から手が出るほど欲しいわけです。
ZOZOが本気だして下着おカテゴリやりだしたら今の下着メーカー駆逐されるのは確実ですね。
だって、女性なら自分のボディラインが一番美しく見える下着欲しくないですか?
男性だってニーズありそうですよね?
オーダーで受けることもできるんですからね。
しかも簡単に。
そりゃ「すげえ!業界が変わるぐらいの革命!」とも思っちゃうんですが、、、
でも、僕が「すげえ!」と思う前に「怖い!」と思ったのは「ファッション業界視点じゃない視点」
でこのZOZO SUITを見た時に見えてくるものなんですよね。
ZOZO SUITは壮絶なフロントエンド。しかもフリーミアム。
このZOZO SUITがどれぐらいの数がばらまかれているのか?はわかりませんが
ZOZOがこのデータを手に入れることで
今まで誰も揃えたことがなかった「3つ」の個人情報を揃えることが可能になります。
1、名前、生年月日、性別、住所、それに購入金額や決済使用カードから予想される「収入という個人情報」
2、ファッション的な観点の趣味趣向。という「個人インサイト情報」
3、体のサイズ。という「身体的個人情報」
この3つのデータを膨大に持ってる企業は未だかつて無いんじゃないでしょうか?
それこそ学校で身体測定やってるお国ぐらい。
この意味わかりますか?
アパレルの総合小売EC(売り場編集)で集めた「顧客データ(リスト)」を使って、
全く新しいマネタイズ方法が可能になるデータをZOZO SUITで手に入れている。
しかも、本来なら「お金」渡して手に入れたい情報を「無料で勝手に向こうから定期的に送ってきてくれる」
ZOZO SUITを無料で提供するフリーミアムでフロントエンド商材として提供し、
今まで誰も手に入れる事ができなかった種類の膨大な量の個人情報を手にする。
カンの良い人ならわかるともいますが、
このデータを持つ事だけで、別に「洋服」を売らなくても十分儲かるネタなんですよ。
洋服売るのは「おまけ」でもいけるぐらい。笑
そのぐらいこの「個人情報」は誰も持っていない情報なんですよ。
しかも、これが定期的に個人のデータが更新されて蓄積していくなんて継続性ある稼働率としたら、、、
あらゆる業界の「ホスト側」としてSTART TODAYは君臨するでしょうね。
僕も早速注文して見ました。
ちゃんとZOZOにデータを送る予定です。
どれくらいの人が申し込み、自分自身の身体的個人情報を差し出すのか?
それに、そのデータをZOZOが本当に「ファッション」にだけ使おうとしているのか?
まずは、近い未来に注目していきたいと思います。
PS
見方によっちゃあ、「え?もしかしてZOZO TOWNってこのZOZO SUITやるための
壮大なフロントエンドだったんじゃねーの?って、思ってしまうぐらいにインパクトありましたね。
小売に近い業態で顧客リストと集めた先の全く新しい展開ですよ。
少なくとも「ファッション業界」って視点で見ると、今までにない「狙いどろこ」。
ほんと、斜め上からきたし準備周到でかなり前から仕込みが始まってたんじゃないかと思う。
もしかして、先日の「送料はあなたの決めた金額で」ってやつも、これ発表する前のプロモーションも
かねつつ、無料で送る事になる莫大な数のZOZO SUITを見越して「200円」にしたんじゃないかと
勘ぐりたくなっちゃう。
だって、流れ的に綺麗にできすぎでしょ。笑
この先の展開が楽しみですね。
セールス&マーケティングのご相談はこちらから↓
[…] ryoheiyotsumoto.com 18 sharesZOZO SUITが「マーケティング」「コンテンツ」「マネタイズ」の全ての要素を揃えた最強のフリーミアムになる可能性の理由。http://ryoheiyotsumoto.com/zozosuit/ […]
[…] たとえば、アパレル販売員視点、マーケティングコンサルタント視点だとこんな感じ。 立場によってそれぞれフォーカスしている点や切り口が違っていて興味深いです。 […]
[…] ryoheiyotsumoto.com 26 sharesZOZO SUITが「マーケティング」「コンテンツ」「マネタイズ」の全ての要素を揃えた最強のフリーミアムになる可能性の理由。http://ryoheiyotsumoto.com/zozosuit/ […]
[…] リーミアムになる可能性の理由 http://ryoheiyotsumoto.com/zozosuit/ […]