こんちは、ヨツモト リョウヘイです。
前回の記事の続きです。
あなたが今やっている接客ではもう
お客さんが買ってくれない時が近づいている。
今の接客トレンドは「接客をしない事」
とお伝えしました。
理由は前回の記事を見てくださいね。
「振り子」と「売り子」の振れ幅。
では、これからくる「振り子」の反動とは?
「お客さんの似合うものを
ちゃんと教えてあげれるヒト」
そんな事?って思いました?
基本はそんなことです。
でも、10年前と少し変化している所を加味して言うと
「お客さんを正しい場所に
連れて行ってあげれる事。」
(ま、時にはこんな力強さも必要かも。笑)
こんな接客が求められてくると思います。
この2つの違いわかりますか?
「接客をしない」トレンドに振れた1つの要因として
販売員に「売り込まれるストレス」がありました。
お店の売上の為に自分に、似合っていないものまで
なんでも「お似合いですよ」って売り込まれるストレス。
勿論、すべての販売員がそうだった訳ではありません。
それでも、販売員は売り上げを多少なりとも
意識して仕事に取り組んでいます。
その結果として、多数のお客さんが
「売り込まれる」煩わしさを感じていたからこそ、
自分で選べるという安心感がある買い物スタイルに
傾いてしまったのです。
最新のトレンド商品は安価で邪魔される事無く
お買い物ができます。
ある程度のセレクトショップに行っても、
すぐに接客されることもなく、最低限の商品情報を
教えてくれて自由に買い物をさせてくれます。
ただ、この流れが10年続いた結果、
お客さんに新しい問題が生まれてきました。
それは、トレンドの服や欲しい服は手に入れる事が
できても、実際に自分で着てみたら
ダサい
買って帰った洋服を家にあるモノと合わせても
上手いことコーデ出来なくてダサい
で、新しいセグメント誕生
お洒落なりたい難民(仮)
(どっかの誰かが最近つけた**難民ってのを
パクってみました。笑)
全国の販売員さん。
何だそれって思ったでしょ?
でもさ、その証拠に最近職業として増えてるのが
買い物同行スタイリスト
自分に合うカラー診断スタイリスト
あなたの骨格から診断して似合う服を提案するスタイリスト
このような職業のヒトが増えているんですよ。
主に娼婦層をターゲットにしてビジネスされている方が
多いんですが「ユニクロ」や「g.u」などに同行して
コーデしてあげるんです。
「ユニクロ」や「g.u」の安価な服を買うのに
スタイリストに何千円からウン万円って
払うんですよ、お客さんが。
下手すりゃ洋服代より高い代金支払って
コーデしてもらってるんですよ。
(別にユニクロやg.uで買い物するのがダメって言ってる訳では無い。)
世の中の販売員さんよ。
これが今の現実だ。
あんたらは自分の事「プロ」だと思って
販売してるかもしれんがお客さんは
あんたらを選んでいない。
今のままでは、もう通用しない。
じゃどうすればいい??
お客さんを正しい場所に連れて
行ってあげれる接客をすることです。
売上だけの為にモノを勧めても見破られます。
とある優秀なコンサルが言っていました
「最初から自分の型にはハメようとする
コンサルは基本ボンクラばっかだ。」
「本当に優秀なコンサルは、まずお客さんにとって
本当に何が問題なのかを引き出す能力がある。
その本質に合わせて解決方法を提示していく。」
これ、あなたの接客にも置き換えれますよね。
会社やあなたが売りたいモノや作られたコーデを押し付けない。
お客さんが持つ、体型や外見、ファッションで問題と
感じているところをまず全て聞きだす。
それを解決した「本当にお客さんが似合うコーデ」を提案する。
ふり幅は確実にこちらのニーズにきています。
次回はもちっと、この話の補足的な事を書こうかと思います。
これだけじゃ、やや偏った感じもあるのでね。
では。
コメントを残す