「短い」+「簡潔」=「刺激」。

こんちは、ヨツモト リョウヘイです。

 

本日はちょっとした接客のコツ。

 

ファーストアプローチと呼ばれるやつ。

お客さんが店に入ってきてくれて、最初にお客さんとの

関係を作る際に行うアプローチ。

 

「いらっしゃいませ」とは違うので勘違いしないでね。

あれは、あいさつ。

 

お客さんは何かしらの「目的」をもって、あなたのお店に

来てくれています。

(暑いから涼みにきた的なお客さんは本日は外して話す。)

 

 

んじゃ、軽くイメージしてみようか。

 

セールがひと段落したアパレル店舗を想像して。

 

セールもひと段落した店内。

8月投入の秋の新作も少し入荷してる。

秋の新作って言っても、バリバリの厚手でもなく

今から秋にかけて来てもらえる「端境期(はざかいき)」に

ピッタリな新しい商品たち。

 

そんな「今から」の商品を、ちょっと良さそうねって表情しながら

お客さんが手に取った時。

 

さて、あなたはどんなファーストアプローチをしますか?

 

「これって昨日入ってきたばかりの新作で、

一応秋物なんですけど今からも着れて、

それでもカラーはやや落ち着いていて

でも素材は着てもらうと暑苦しくない素材で

もちろん、この秋冬のトレンドのモデルで

これ着てもらえばトレンドの先取りできて

立ち上がりの商品何で数量も限定ですし

しかもお値段もお買い上げ頂きやすい設定で

今なら入荷したて何でサイズもカラーも

綺麗にびしっと揃っていて選びたい放題で

私もこの秋のスタイリングには取り入れるアイテムで

だからお客さんにも絶対おすすめしたくて

だってお客さんに凄くお似合いになりそうなんで!!!」

 

こんな感じ?

流石にここまではないよね。笑

もちろんわざと長くしてます。笑

 

でも、これに近いコトやってるヒトいますよね。

 

最初にありとあらゆるメリットを話しつくす。

 

 

これね、気持ちはわかるけど逆効果だから。

じゃあ、どうすればいいって?

 

ファーストアプローチはお客さんが

イメージしやすい簡潔な言葉を選んで、

短いトークで伝えた方がいい。

 

短いトークで伝えればお客さんは直感的に理解して

興味を持ってくれるからね。

 

これはお客さんの問題を解決するってアプローチと

少し違うけど、お客さんの存在的な意識に

アプローチする方法。

 

多くの情報をお客さんに一気に与えすぎてしまうと

お客さんが自分で想像するスペースを消されてしまう。

そうすると、お客さんのアタマの中では

「これは必要か?不必要か?」の2択しかなくなる。

 

2択しか選択肢が無い場合、多くのお客さんは選べない不安

がでてきて、損をしない選択。

つまり「不必要」って選択をする場合が多くなる。

 

逆にその商品に関連する「簡潔な言葉」を選んで

短いトークでお客さんに伝えるとお客さんの

アタマに中にはまだスペースがある。

 

簡潔な言葉であれば、お客さんが「その言葉」から

「その商品」に繋げてアタマのスペースに自分に関連する

イメージを絵描いてくれる。

 

お客さん自身が、そのスペースで新しいイメージをしてくれれば

おのずとより興味がわいてくる。

 

より興味を持ってくれた後には、その興味に応えられるような

長いトークでもお客さんは自分の描いたイメージが正しいのか

どうか確認したくなるんで、ちゃんと聞いてくれる。

90%の確率で成功するファーストアプローチ

 

全ての場面でこれが正解とは言えないけど

僕の経験上、ファーストアプローチは

 

短く、簡潔に、直感を刺激する。

 

そんな言葉をチョイスすればお客さんは

商品にも、あなたにも、興味をもってくれるよ。

 

 

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