こんにちは、ヨツモトです。
昨日、僕のメインクライアントさんであるJapanLeatherGoodsブランドの「CIMABUE」の
展示会に行ってまいりました。
お付き合いして早丸3年目なんですが、、、今回の展示会は過去最高で感動しちゃいました。。。
商品だけでも「売れる仕組み」を作れる理由
僕が何に感動したかって言うと、別にただ単に「カッコいいです!」って商品が出来上がってきたからじゃないんです。
「ただ単にカッコいい!」なんて商品は世の中に腐る程あるわけですから。
僕が感動したのは
CIMABUEのお客さん、またはお客さんにしたい人達が今欲しい物を無駄なく形にしている
そんな商品が展示会に並んでいたから。
しかもそれが「CIMABUE」の世界観を殺す事なく、今までのベースを受け継ぎながら
「作り手の勝手な思いだけで作った商品」でもなく「ただ単に誰にでも売りたい商品」でもなく。
この3年間最初は「売れなくはないが、このままじゃ難しい」商品を二人三脚で
「売れる仕組み」を作るために「誰に、何を、どこで、いつ、どうやって」を意識してやってきたんですよね。
売れる仕組みの5つのポイントのお話はこちら→いつの時代も「ジリ貧」タイプさんが「売り方」のトレンドに振り回されてる理由。
「商品プロダクトのプロ」と「セールスのプロ」がお互いのスキルをお客さんの為に還元するには
どうすればいいか?
商品から「売れる仕組み」を作る為に「店頭のお客さんの情報」と「今のマーケットの情報」を
セールスをしながらも常に情報取集し、分析していった結果が結びついたなってやつです。
どんな「すげぇ」技術も「誰の為に?」がなければ意味がない
世の中には心から「すげぇな」と言ってしまう技術が日々更新されていて、
僕もその昔、企画して物を作ってもらっていたので「特別なスキル」をもつ
生産現場の方々には常に尊敬の念を持っています。
でも、その技術を「誰に使えばいいのか?」が忘れられている事が多い。
今回のこの「折りたためる革」はエンドユーザー向けのプレスリリースじゃなく、
まだクリエイターやデザイナーに向けたリリースなのかもしれない。
でも、この技術がこうしてリリースされているのは事実であって多くの人はこのリリースを見て
「おお、なんかすげな」って他人事で終わってしまいます。
ほんの少しでも、企画段階から「誰に?どんな風に使ってもらいたい。」ってのがあれば
リリースのされ方も違ってくるだろうし、このリリースを見たエンドユーザーも「使いたい」と思うかもしれない。
クリエイターやデザイナーだって「こんな人向けに、もう少しこうやってすれば、もっと面白いかもしれない」
ってイメージが広がり実際のビジネスにも繋がりやすい。
もう今の時代「こんなすげぇもん作りましたよ!!さぁ、欲しい奴手をあげて!!」って時代じゃなくなってますからね。
作り手の「すげぇ技術」を継続して使ってもらうのも「売れないと続かない」わけです。
求められているのは「ハイブリッドセラー」
CIMABUEは浅草橋の革縫製職人さん達の手によって作られています。
その技術は幾多のバイヤーを唸らせ、店頭でエンドユーザーに賞賛されています。
でも、その技術が伝わるのもまず「欲しい」と思ってもらい興味を持ってもらえるからこそだよね。
僕たちの「セールス」のポジションの役目も「ただ単に売るだけ」の時代は終わったと思っています。
いかに店頭で「マーケティング」を実施し、プロダクトからセールスまでの隅々に「売れる仕組み」を
作っていく一員になれるか?
いや、先頭のポジションに立つ。
これこそが今、求められている販売員の姿。
「Seller × Marketting = ハイブリッドセラー」じゃないですか?
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