広島に訪れたオバマ大統領のスーツは何を意図していたか?

こんちは、ヨツモト リョウヘイです。

 

少し前になりますが

ここ最近では一番インパクトがあり

日本中のみならず世界が注目したニュース。

 

オバマ大統領の広島訪問。

政治的な主張はそれぞれの個人の見解があり

また自分自身がプロと呼べるような情報収取を

普段から行っていない為、それに対してどうこうは

このブログではやめておきます。

 

僕は少し違う視点で今回のオバマ大統領の

広島訪問を注目していました。

 

何色のスーツを着てくるか?

 

 

オバマ大統領=ネイビースーツがアイコンになるほど

いつもネイビーのスーツを颯爽と着こなしています。

実はオバマ大統領はネイビースーツしか基本は着用しません。

 

理由が重要な判断を毎日下すために、出来るだけ日常で

判断する機会を少なくしているんです。

毎日、何色のスーツを着るか?という判断を省略しています。

この話はAppkeのスティーブジョブズやFacebookのザックも

同じスタイルをとっているので有名ですよね。

 

で、スピーチの動画や画像を目を凝らして見て見ると。。。

広島でのスピーチでは恐らく黒のスーツを着用していました。

もしかしたら非常に深いネイビーかもしれませんが、僕が確認

した感じでは黒でした。

 

と、言う事はオバマ大統領は今回の広島でのスピーチを

当然ですが非常に重要な案件と位置付けていたという事です。

ですので、いつもとは違ったカラーを着る判断をしたという事です。

 

この事によって映像が流れる全世界に視覚的にもただのスピーチではない

という事を印象付けていると感じました。

勿論、原爆投下で被害にあわれた方々や遺族の方々に配慮した

ブラックスーツとも受け取れます。

 

またスーツだけではなくシャツにネクタイのカラーにも注目すると

ホワイトのプレーンなシャツに少し青みがかかったグレーのネクタイ。

 

ホワイトは清潔、誠実、潔白のイメージを相手に与え、

グレーやブルーは実直や信頼感を相手に与えます。

 

グレーやブルーカラーは全般的に誠実さを示すのと同時に

相手の心拍数を抑える効果があるといわれます。

心拍数を抑える事によって「怒りやいら立ち」を抑え、

相手に落ち着きを促すことができるカラー。

 

 

今回のオバマ大統領のコーディネイトは、過去の広島で起こった

事実に哀悼の意を示し、誠実に向き合っていく事を全世界に

イメージを植え付けるコーディネイトだった思います。

 

多くのヒトから称賛を得たスピーチに加えて視覚的に今回の

演説は意図したイメージを植え付ける事に成功したように思えます。

服装で世界に向けた「意思」を発信していたしたたかな安倍総理

そうそう、我々日本の首相も今回ほぼ同じコーディネート

だったのに気が付きましたか?

これも意図的ですよね。

 

 

世界から注目され配信されるこの演説を通して

世界の視聴者に「日本と米国の絆の強さ」を

イメージ付けしているんです。

無意識に刷り込まれるようにね。

 

 

 

ファッションコントロールの視点で見ると今回の演説から

オバマ大統領が世界に視覚的に与えたい意図が読み取れます。

 

常にこんな視点を持って相手のコーディネイトの意図を考える癖を

付けておくことがファッションコントロールのスキルを上げる事に

繋がりますね。

 

お洒落さんになる事しか教えてくれないイメージコンサルタントが

教えてくれない本当のイメージコントロール方法です。

 

ファッションで自分をイメージンコントロールし

その効果で相手をコントロールする事。

 

あなたもそろそろ「ただの販売員」から

「1流の販売員」へシフトチェンジしませんか?

 

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毎日「これでいいや」と着る服決めてるあなたは人生の2/3を損して生きている。 – play by one's own rules へ返信する コメントをキャンセル

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