こんちは、ヨツモト リョウヘイです。
「これからのセレクトショップのあり方」
っていう記事を昨日目にしました。
次の時代のセレクトショップがセレクトするのは
モノからヒトに?
的なタイトル。
内容は、今までのように商品を仕入れて
店に並べる時代は終わり。
これからのセレクトショップは
そのモノのデザイナーや職人のヒト
を前面に押し出してお客さんに価値を売る。
セレクトショップはモノ作りんのヒトと
お客さんを仲介する役割になる!!
ま、これだけ読めばなるほど、いいね、って
思える内容なんですが文章を最後まで読むと
違和感が。。。
遠まわしに、「商品を仕入れる」業態から
お客さんが来る「場所を提供する」業態への
転換を話している感じがするわけです。
で、「ヒト」をセレクトする時代!ってタイトルに
なってると思う出んけどね。
なんか、おかしくないか?
それってもう、セレクトショップじゃないよね。笑
ちっちゃいリーシング事業でしょ。
確かに、商品を仕入れて在庫をもつリスクはなくなる。
売れれば手数料もらえて、売れなくても家賃はとれる。
商売として考えれば、悪くはない。
でもそれを「ヒト」を仕入れる!って言い切るのは
デザイナーやモノ作りのヒトに失礼じゃないかい?
あんたリスク張ってないでしょ?ってね。
やり方は別に目新しいことでもなんでもなく
似たようなやり方は既におこなわれている。
お互いが得意なスキルを持ち合って
お客さんに、より届きやすいようにする工夫ですよね。
やり方自体を否定するわけじゃ無いし
デザイナーさんや職人さんのニーズもあると思うし
お客さんへのサービスとしてもありと思う。
でもさ、、、
僕はヒトを「仕入れ」るなんて言葉は間違っても使いたくないし、
そんな言葉を選ぶ他人は信用できない
モノの先にはヒトがいる。
作るヒト、考えるヒト、伝えるヒト、届けるヒト、受け取るヒト。
間違っても「ヒトを仕入れる」なんて
おごった事は言うべきじゃないわな。
現場に立たず外から隙間みつけて、
上手に組み合わせて儲ける仕組み作るのもいいよ。
でもさ、なんか薄っぺらいね。
何でも言えばいいってもんじゃないよね。
あなたはどう思いますか?
PS
ちなみに、読んだ記事これ。
http://www.fashionsnap.com/the-posts/2015-06-12/selectshop-people/
他にもつっこみどころ満載。笑
ま、この手の記事は日常で沢山目にしていて
普段は別に感想を述べる事なんてないんですが
この「ヒトを仕入れる」ってワードが
やけに引っかかったんで。
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