こんにちは、ヨツモトです。
アパレル業界で最近一番元気がいいのは古着やリユース業界です。
先日、僕の自宅の近所にもとうとうOpenました。
大手リユースのセカンドストリート。
Open最初の週末の夕方にちょっと覗きにいってきたのですが、まず驚いたのが
買取の商品がカウンターに収まりきらなくて、フロアに山のように積み上げられていた事。
ちょうど季節の変わり目って事もあるでしょうけど、、、こんなに集まる物なんだーと。
一体今日だけでどれだけの金額で買い取られ(仕入れ)どれだけの金額で売られるのでしょうかね。
そんな事を思いながら、アパレル商材コーナーへリサーチという自分のお買い物へ。笑
クオリティの高い服が高い価格で取引されていない現実
それなりの広さがあるメンズフロア。
ラックにギュウギュウ詰めにされた数千点の服をざーと見て思うのが
良い服が高い価格で取引されるわけではない。
今、世の中が欲しい服が高い値段で売られている。
当たり前のような事なのですが、ついつい忘れがちじゃないですか?
僕もこのようなリユースショップに足を運ぶだけでなく、メルカリなども定期的にチェックしてます。
面白いもので半年前までの相場と今の相場が変わっているブランドも結構あるんですよね。
そこら辺の相場といいますか、売値の移り変わりを見ていると「今、世の中で必要とされているもの」が見えてくる。
ただ単に「商品としてのクオリティが高い」だけでは価値を感じてもらえない。
ただ単に「今の流行り」だからだけでは価値を感じてもらえない。
昨日の記事にも書きましたが「差別化」できているブランドであるかどうか?
ほんと、ここら辺がより一層に重要になってるよね。
「お買い物=消費活動」という認識でビジネスプランを組んでるお偉いおじさんや口だけコンサルはもうヤバイ。
エビデンスといいますか、この記事書くキッカケになったのが#FR2の石川さんのインタビュー記事
OMOHARAREAL
https://omoharareal.com/navi/interview/detail/1329
こないだも店に来た18歳の女の子と話してたら、『セール品なんて買わない』って言う。『メルカリで二束三文にしかならないから』だって。最初からメルカリに出す前提で、いくらで売れるかを想定して服を買うの。『50%で売れるなら50%オフで買うのと一緒。セールになるような売れ残りは、後からメルカリに出しても売れないから買わない』と。古着屋とかヤフオクとか世代のおじさんには分からないけど、メルカリは若い子にとって生活の一部になってて、消費の仕方も変わってる。そういう最先端の感覚がいち早く分かるのは、この街でリアル店舗を出したことの大きなメリットだと思ってます」
「セール品なんて買わない」
自分で使えるお金が多いとは思わない18歳ってセグメントが「安いから買うんじゃなくリセール還元の高いものを買う」って。
全ての18歳がそうじゃないだろうけど、なかなかインパクトあると思いませんか?
お客さんの買い方は確実に変化しています。
消費経済からシェア経済にきて、
循環経済(消費➕シェア)の感覚でしょうか。
かっこよくいうと【お買い物3.0】
この記事で石川さんは最高責任者でありながら、現場に通って見てるんですよね。
ライブ体験している。
報告される数字だけ見て判断している会社のお偉いおじ様方々。
クライアントのお客さんの事なんて全く知ろうとしないで、自分の知識の押し売りセで完結させるセミナー講師。
訳わかんねーコラムばっか書いて、ご満悦な自称コンサルさん。
そりゃ勝てないですよね。
どんどんジリ貧まっしぐら。
だって、彼らは「理屈」を売っているだけですからね。
ライブ感なしです。
プロダクトクオリティの保証は当たり前。さあ、考えるのはその先だ。
以前、まだまだシェア経済の真っ只中の時にも書いたんですが
もうこの記事に書いてある
作り手側の「自分勝手な熱い思い」だけは死ぬほど語って帰っていくメーカーさんとかもいるけどさ、あんたの商品はどんな価値があってどんなメリットをお客さんに提供できるの?
って、とこが抜け落ちている。
いくら熱い思いを持っていたとしても、価値が伝わらなければただのゴミと変わらない。
だけじゃダメな世の中になっちゃいましたね。
これに加えて「販売時からリセール価格の値崩れがしない付加価値がつくセールス戦略」が必要な循環経済へ突入したからね。
単純にセールをしない販売戦略とれば良いってもんでもない。
さ、あなたはどうします?
とりあえず、現場に出てる奴の話聞いた方がいいぞ。
セールス&マーケティングのご相談はこちらから↓
[…] 流行りでいうと【お買い物3.0】買い方の変化は「消費」から「シェア」ときて「循環」へ。気がついてるか? […]