アパレル販売員という職業で年収1000万は可能か不可能か?その②

こんちは、ヨツモト リョウヘイです。

今日も皆さんお出かけでしょうか?
The 盆休み。

でも、販売員さんからすると
The ここでとらなきゃいつとるの?DAYですね。

今日入れてあと3日!頑張りましょう!!

では、昨日の続き。

今のアパレル業界の仕組みでは
販売員という職業のスキルを上げていっても
その仕事の年収は低い上限設定です。

「売上」をお土産に高い上限設定の年収の管理職になる為の
手段として、販売員としての接客スキルを上げていっている。

ま、結果的にこうなっていますよね。
年収を上げていこうと思えば、ですが。

 

では、純粋に販売員のスキルだけで
年収1000万を目指せるのか?

常識で考えると非常に難しい。

まず、昨日あげた問題点。

①参入障壁が低く、競争相手が異常に多い業界だから。
②お客さんに購入してもらうまでにかかるコストが異常に高い業界だから。

付け加えて、その割に商品単価が低い。

結果的に、最終の利益率が異常に低い業界だから。

 

①資格なんかも必要なく「ファッションが好き!」って理由だけで簡単にアパレル業界で仕事始められてしまいます。

極端かもしれませんが、買ってきたTシャツに自分が書いたイラストを
プリントして売ってしまえば「デザイナーズブランド」の誕生です。
あなたはこの瞬間から、ファッション業界でバイヤーであり、デザイナーであり
販売員であり、ブランドMDって名乗っても問題ないのです。

めっちゃ短縮して言えばこんな業界です。
誰でもできます。
いったい日本だけでも「ブランド」ていくつあるんでしょうかね??

 

②そんな参入障壁が低く競争相手が多い業界なんで
お客さんに知ってもらうために莫大な費用がいります。

この費用が馬鹿になりません。
下手したら人件費なんかよりも何倍も費用かけているとこも多いです。

¥1000のTシャツ売るのにいくらかかってると思いますか?
商品そのものを作る原価なんて、定価の2割ぐらいですよ。
じゃあ、1点売れればメーカーの利益は800円?

いえいえ、そんな残らないのです。
最終的に残る利益は1~2割、良く残って3割。

¥1000のTシャツ売って¥100しか儲からない。笑

 

これが1000万の商品売って100万残る、みたいな業界なら
利益率は低いが金額自体が大きいのでなんとかなりそうですが
なんせ単価が低い低い。
だから膨大な数量売らないと儲からない。
数が増えれば、その分いらんコストもより一層かさむ。

その他にも定価で売れる期間が短いなど色々と要因はあると
思いますが、なんせ利益が残りにくい構造になっています。

その、うっすい利益を現場の販売員から会社の社長まで
皆でシェアしてるんですよね、多くのメーカーは。

その取り分の比率で「販売員」ってカテゴリが
低いカテゴリに分類されているのが現状です。
では、なんで「販売員」ってカテゴリが分配の比率が低い
カテゴリになっていまっているのか?

これまた、いくつかの理由と問題点があると思っています。
「販売員」自身の問題点もあるんです。
低い上限設定の年収のカテゴリにされてしまう理由と問題が。

これはアパレル販売員って職業だけじゃなくて
多くの業界の「販売員」に共通している事かもしれません。

さて、なんでしょう~か?

それは次回。

まだまだ黒い盆モードは続く。。。笑

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