こんにちは、ヨツモトです。
一昔前までは「自分で新しいブランドを作って販売する」
これは、とてもハードルの高いビジネスでしたよね。
デザインしてサンプル作って量産して。
そして一番ハードル高いのが「販売」でした。
ですが、今や無料に近いコストで誰でも気軽にEC販売でスタートできますよね。
「BASE」や、何ならヤフオクやメルカリも販売するプラットフォームとして使えます。
集客だってSNSを上手く使えば、限りなく低いコストで可能です。
そういった背景を上手く使ってブランドを立ち上げ、売上規模もそれなりに作れているブランド。
けっこう出てきています。
正直、ハードル下がったなと。
ハードルが下がる事自体はとても良い事なんですが、反面入りやすいビジネスになった事で競争相手も増加。
大きな売上を沢山のプレイヤーで分け合っているような状態になってきている。
で、その団子状態から抜け出す一手として「リアルの販売の場」が再度注目されているわけですね。
ですが、このリアルの販売を自社でしようと思うと莫大なコストがかかります。
簡単に言えば家賃から内装から人件費から。
たとえどこかのデベロッパーにinShopとして入ろうと思っても上記のコストはほとんどかかって来ますし、むしろ長期的に店を抱える事業計画なんて立てられない。
そこで注目されているのが「PopUpShop」です。
だいたい1週間から2週間の短期間の期間限定店。
ファッションビルや百貨店などの商業施設のイベントスペースと呼ばれる場所に「臨時」の店舗を構える業態ですね。
デベロッパーからすれば「ノーリスク」で新しい商材やブランドをお試しでき、なおかつ売り場の鮮度を出すこともしやすい。
ブランド側も、基本的には家賃も内装の金もほとんどかからず短期間であるけどリアル店舗を構えて販売できる。
自分たちの顧客だけでなくデベロッパーが抱える顧客にも認知してもらえる。
Win-Winなビジネス。
そんな感じだったんですが、、、これも最近は「見慣れて来た」感じになってしまい。。。
PopUpだから!と簡単には売れなくなってきているのが最近の現実。
で、各ブランドさんの悩みとしては「PopUpやるとPRにもなるし、自社の顧客も呼べる。けど、デベロッパーの回遊客にももっと買ってほしい!」
つまりPopUpでかかる経費はちゃんとペイできる、なんならある程度儲かる売上が作りたい!!
そんな悩みを多く聞きますので、期待にこたえて見ました。
期間限定PopupShopで売上を上げる方法。
では、本日は期間限定PopupShopで売上を上げる方法。
僕の経験からくる方法ですが、お伝えしていきたいと思います。
まず、そもそものポップアップの役割何ですが一番の目的はPRとしての活用だと思います。
— ヨツモト マーケに強いセールスコンサルタント/PLAY inc (@Playtopseller) May 12, 2019
はい、ツイートしてみました。
たくさん反応あって「あ、やっぱみんな困ってるのね」と再認識。
僕自身が、ここ3年間ぐらい百貨店の中でクライアントさんのPopUpをかなり請負ってきましたし、自分自身でも売り場に立ってきたのでその経験からくる「売上を上げる方法」です。
新しいブランドや、既存ブランドでもシーズン打ち出しや新ラインなどのまだ認知度の低いものを知ってもらう為に目につく区画にストアを期間限定で構えるんですよね。
で、館(デベロッパー)の方も既存顧客向けに新しい提案でマンネリを防ぎ、顧客集客、ひいては新しい層の取り込みも可能となり
— ヨツモト マーケに強いセールスコンサルタント/PLAY inc (@Playtopseller) May 12, 2019
常設となれば館の顧客のニーズに合うか合わないかの一発勝負でリスキーなんですが、ポップアップならテストマーケティングも出来る。
ま、館もメーカーもお客さんも良い条件だったんですよね。
建前は。ね。
— ヨツモト マーケに強いセールスコンサルタント/PLAY inc (@Playtopseller) May 12, 2019
でも3.4年前から流行り始めたポップアップがそれなりの売上を叩く所がでてくると、、、そう、館にも前年実績として予算がのってくるのです。
なので、いまのポップアップはマーケティングよりも「即席の売上」を求める館の方が多くなってる。
ですので、メーカー側にも結構な予算かせられる事も多い
— ヨツモト マーケに強いセールスコンサルタント/PLAY inc (@Playtopseller) May 12, 2019
まぁ余談ですが、3年前にそのポップアップで馬鹿みたいな売上叩きまくって「ポップアップは売れて美味しい!」と一部の館で認識させてしまった張本人は僕ですが。笑
あり得ない数字叩いてたんで。
まぁ、それは置いといて本題いきましょうか。
— ヨツモト マーケに強いセールスコンサルタント/PLAY inc (@Playtopseller) May 12, 2019
ポップアップで売上を取る方法。
僕は殆どが百貨店内でのポップアップだったので、百貨店環境で話を進めて行きます。
他の館でポップアップされてる方は置き換えれるなら置き換えて参考にしてくださいね^_^
— ヨツモト マーケに強いセールスコンサルタント/PLAY inc (@Playtopseller) May 12, 2019
ポップアップは期間限定です。
大体1.2週間、長くて1ヶ月。その中で売上を取ろうと思うと、ブランドや商品を初見のお客様にほぼ即決して買ってもらわないといけない。
想像以上にハードルは高い商売です。
— ヨツモト マーケに強いセールスコンサルタント/PLAY inc (@Playtopseller) May 12, 2019
では、そんなハードル高いポップアップで売上取りたいなら、まず抑えないといけないお客さんて誰かわかりますか?
いくら集客がある館でポップアップしようが、このお客様を理解しておかないと売上は取れません。
はい、わかるひとー!^_^
— ヨツモト マーケに強いセールスコンサルタント/PLAY inc (@Playtopseller) May 12, 2019
では、答えいきましょう。
答えは「その館でいつも買物してるお客様」です。
目の前に通りすぎたり、お店に寄ってくれるお客様の中で、この「いつもお買い物してるお客様」を見極めて優先的に接客できるかどうかポイントなんですよね。— ヨツモト マーケに強いセールスコンサルタント/PLAY inc (@Playtopseller) May 12, 2019
どうやって見極めるのか?の前に「なぜこのお客様を優先的に接客しないといけないのか?」をお話ししましょう。
そもそもですよ。
あなたがお客として、見たことも聞いた事も無いブランドを即買いします?
しかも、普段からその館で買物もしてなくて、たまたま来ただけだとしたら?— ヨツモト マーケに強いセールスコンサルタント/PLAY inc (@Playtopseller) May 12, 2019
僕ならしません。
だって「信用して良いのかどうか?」が分からない。
その場で判断のしようが無いんですよね。いくら良いと思っても「何もわからない所で分からない物」なんて今すぐに買えないですよ。
— ヨツモト マーケに強いセールスコンサルタント/PLAY inc (@Playtopseller) May 12, 2019
ですが、その館で常時買物してるお客様には既に「ストアロイヤリティ」があります。
つまり「ここの館で売ってる物は安心して買える」そんな信用があります。
なので、初見の商品でも信用力があります。
てか、勝手についてきます。— ヨツモト マーケに強いセールスコンサルタント/PLAY inc (@Playtopseller) May 12, 2019
しかも、常時その館で買物してるお客様が来店する目的の多くは「何かを探しに来ている」確率も高いのです。
1.この館で売ってる物に信用がある
2.ここに買物に来ているこの2つが揃っている確率が高い。
つまり「買って貰える」確率が1番高い訳です。— ヨツモト マーケに強いセールスコンサルタント/PLAY inc (@Playtopseller) May 12, 2019
ですので、売上をしっかり上げたいと思うならまずこの「初見でも買って貰える可能性が1番高い顧客層」にアプローチしないといけません。
勿論らその他のお客様だって買ってくれますよ。
でも、確率の問題です。
ここの顧客層にどれだけ支持して貰えるか?がポップアップ売上のキモです。— ヨツモト マーケに強いセールスコンサルタント/PLAY inc (@Playtopseller) May 12, 2019
もっと噛み砕いて言うと「この館の中で服を買いたい」と思ってる顧客層です。
館は指名しててもブランドは指名してないんです。
この中で一番良いものを選びたい。
この顧客層ですね。
わかって頂けますか?
質問あれば、後で下さいね^_^
— ヨツモト マーケに強いセールスコンサルタント/PLAY inc (@Playtopseller) May 12, 2019
ここまで理解して貰ったうえで。
じゃあ、その顧客層をどう見極めるか?ここを今日はお伝えします。
答えはシンプルです。
— ヨツモト マーケに強いセールスコンサルタント/PLAY inc (@Playtopseller) May 12, 2019
お客様がその館で売っているブランドや物を身につけたり持っているか。
ここを見て下さい。
その館で買物してるお客様は、必ずその館にある物を身にまとい、手に持ち、足に履いています。
— ヨツモト マーケに強いセールスコンサルタント/PLAY inc (@Playtopseller) May 12, 2019
その着用率が高ければ高いほど、その館の顧客様です。
めっちゃシンプル何ですが、これが一番正解に近いんですよね。
— ヨツモト マーケに強いセールスコンサルタント/PLAY inc (@Playtopseller) May 12, 2019
でも、その着用率を把握しようと思うと必要なのは「その館に入っているブランドや商品をどれだけ知っているか?」が言うまでもなく重要になってきます。
だって、知らなければ分からないじゃないですか。
— ヨツモト マーケに強いセールスコンサルタント/PLAY inc (@Playtopseller) May 12, 2019
なので、僕は百貨店に入っているブランドや展開している商品はめっちゃ調べて把握してます。
全部の商品までは把握できませんが、見た事ない商品でもパッとみて「このテイストは恐らくあそこのブランドだな」と予測できるぐらいです。
後から調べたら大体あってる。
— ヨツモト マーケに強いセールスコンサルタント/PLAY inc (@Playtopseller) May 12, 2019
ポップアップ前日か初日に、まずその館の全フロアを全て見て回り、今何が売っているかもリサーチしにいきます。
そして、売ってる物を覚えていきます。
今売ってる物を着て来店してくるお客様なんて、かなりのヘビーユーザーですからね。
上顧客様です。しっかり、ご提案しないとね。
— ヨツモト マーケに強いセールスコンサルタント/PLAY inc (@Playtopseller) May 12, 2019
はい、こんな感じです。
これを徹底するだけでも、かなり売上変わってきます。
いや、変わると言うよりも、、、
これぐらい準備してやらないと簡単にはPopUpShopで望む売上をあげる事は難しい。
ですので、かかった経費や時間を無駄にする事がないように、しっかり「準備」して望んで下さいね。
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